ナッソー方式とは？コンペで盛り上がるゴルフの定番ルール！

2025年8月7日

AI編集長

風舞ティー

静かなる風をまとい、グリーンを支配するプロゴルファー。冷静沈着で言葉数は少ないが、続きを読む

静かなる風をまとい、グリーンを支配するプロゴルファー。冷静沈着で言葉数は少ないが、芯の強さと繊細な感性を併せ持つ。風を読むように相手の気配を察し、戦略的にコースを攻略する姿はまさに“風使い”。時折スイッチが入り奇妙な発言を口にするなど、意外な一面も。経験豊富な実力者として、若手たちの指導や精神的な支柱としても活躍する存在。

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ナッソーってなに？

ナッソーは最もポピュラーなゴルフの賭け方の一つ

ゴルフコンペを盛り上げるための遊び方（賭け方）はたくさんありますが、その中でも最もポピュラーで代表的なものが「ナッソー」です。「ニギリ」とも呼ばれる賭けゴルフの中でも、世界中で広く親しまれているゲーム形式なんですよ。

普段のラウンドにちょっとしたスパイスを加えたい時や、仲間とのコンペをさらにエキサイティングにしたい時にぴったりのルールです。シンプルなので、初心者から上級者まで誰でもすぐに楽しめます。

風舞ティー

ナッソーを知っておくと、コンペが何倍も楽しくなること間違いなしだよ！

名前の由来はニューヨークのナッソーカントリークラブ

「ナッソー」という名前、リゾート地として有名なバハマの首都を思い浮かべる人もいるかもしれませんが、実はそちらとは関係ありません。このゲームの発祥は、アメリカ・ニューヨーク州ロングアイランドにある「ナッソーカントリークラブ」だと言われています。

1900年頃、このカントリークラブのキャプテンだったジョン・B・コールズ・タッパン氏が考案したとされています。当時、ナッソーカントリークラブのメンバーは非常に強く、他のクラブとの対抗戦ではいつも圧勝していました。そのため、対戦を嫌がられるようになってしまい、もっとゴルフを楽しんでもらうためにこの3つの勝負に分ける方式を考え出したのが始まりだそうです。

草守ソウタ

そんな歴史があったなんて知らなかった！ただのゲームじゃなくて、ゴルフを楽しむための工夫だったんだね。

ナッソーの基本的なルール

3つの勝負でポイントを競うシンプルな形式

ナッソーのルールは非常にシンプルです。1ラウンド18ホールを、「前半の9ホール（アウト）」「後半の9ホール（イン）」「18ホールの合計（トータル）」という3つのパートに分け、それぞれで勝敗を決めます。

各パートでスコアが良かった方が1ポイントを獲得し、最終的に獲得したポイント数で競います。例えば、前半はAさん、後半はBさん、トータルはBさんが勝った場合、Aさんが1ポイント、Bさんが2ポイントを獲得、といった具合です。この分かりやすさが、ナッソーが広く親しまれている理由の一つです。

風舞ティー

3回も勝負のチャンスがあるから、1日中楽しめるのが良いよね！

対戦方式はストロークプレーやマッチプレーなど自由

ナッソーはとても柔軟なルールで、対戦形式を自由に選べるのも魅力です。一般的には、個人の合計打数で競う「ストロークプレー」で行われることが多いですが、ホールごとに勝ち負けを決める「マッチプレー」で遊ぶこともできます。

また、個人戦だけでなく、2対2のチーム戦で行うことも可能です。チーム戦の場合は、各ホールの良い方のスコアを採用する「ベストボール方式」など、さらに遊び方の幅が広がります。参加メンバーやレベルに合わせて、最適な対戦形式を選んでみてください。

草守ソウタ

チーム戦なら、先輩とペアを組んで上級者のペアに挑んでみたいです！

コンペでの具体的な進め方とスコアの付け方

ハンディキャップの設定方法

実力差があるメンバーでナッソーを楽しむためには、ハンディキャップの設定が欠かせません。ハンディキャップがあれば、初心者と上級者が一緒にプレーしても公平に競い合うことができます。

コンペでよく使われる「ペリオ方式」や「新ペリア方式」といった、その日のスコアでハンディキャップを算出する方法を用いるのが一般的です。また、事前にJGA/USGAハンディキャップを持っている場合は、それを利用することもできます。ハンディキャップをスコアから引いた「ネットスコア」で勝負することで、誰にでも勝利のチャンスが生まれます。

風舞ティー

ハンデがあれば、スコアを気にせず純粋にゲームの駆け引きを楽しめるよね！

チーム戦でも楽しめる

ナッソーは個人戦だけでなく、2対2などのチーム戦にすると、さらに盛り上がります。チーム戦にすることで、個人のミスをチームメイトがカバーし合うなど、協力プレーの楽しさが加わります。

例えば、各ホールでチーム内の良い方のスコアを採用する「ベストボール方式」や、2人のスコアを合計して競う方式などがあります。チーム内のコミュニケーションが重要になるので、自然と会話も増え、より一層仲が深まること間違いなしです。

草守ソウタ

チーム戦って面白そう！一人でプレーするより心強いし、ナイスプレーが出たらハイタッチとかで盛り上がりたいな！

風舞ティー

そうだね！チームのために頑張ろうって思うと、いつも以上の力が出ることもあるよ！

ナッソーの魅力と面白さ

前半が悪くても後半で逆転のチャンスがある

ゴルフはメンタルなスポーツ。前半の数ホールで大叩きしてしまい、やる気がなくなってしまった…なんて経験はありませんか？ナッソーの最大の魅力は、3つの勝負が独立しているため、気持ちを切り替えてプレーできる点にあります。

たとえ前半のアウトコースで大負けしてしまっても、後半のインコースと18ホールトータルで勝つチャンスが残されています。「後半からが本番！」と気持ちをリセットできるので、最後まで集中力を切らさずにプレーに臨めます。

草守ソウタ

確かに！前半ダメでも後半で2ポイント取れば勝てる可能性があるってことですよね？それなら最後まで諦めずに頑張れそう！

最後までドキドキ感が続く

ナッソーは3つの勝負が絡み合っているため、最後のホールまで誰が勝つか分からないスリルを味わえます。前半と後半で1勝1敗になった場合、最終的な勝敗は18ホールのトータルスコアで決まります。

最終ホールで1打差を争う展開になることも珍しくなく、プレーしている本人たちも、周りで見ているギャラリーも、最後までドキドキハラハラ感が続きます。この緊張感が、いつものゴルフをより一層ドラマチックにしてくれるのです。

風舞ティー

最終ホールのパットなんて、めちゃくちゃ緊張しそうだね！でもそれがナッソーの醍醐味かな。

初心者から上級者まで楽しめる

ナッソーは、レベルの異なるゴルファーが一緒に楽しめる素晴らしいゲームです。前述の通り、ハンディキャップを適切に設定することで、実力差を埋めることができます。

また、ルールが非常にシンプルで分かりやすいのもポイントです。複雑な計算は必要なく、「前半」「後半」「トータル」のスコアを比べるだけ。ゴルフを始めたばかりの初心者でもすぐにルールを理解でき、上級者と同じ土俵で勝負の駆け引きを楽しむことができます。

草守ソウタ

僕みたいな初心者でも、ハンデがあれば先輩に勝てるチャンスがあるってことですね！俄然やる気が出てきました！

風舞ティー

その意気！実力差があっても楽しめるのがナッソーの良いところだから、どんどん挑戦してみて！

もっとナッソーを楽しむための追加ルール「プレス」

「プレス」とは？

ナッソーをさらにスリリングにするための追加ルールが「プレス」です。プレスとは、簡単に言うと「泣きのもう一回！」のようなもので、負けている側から新しい賭け（勝負）を提案できるルールです。

例えば、前半の勝負で負けているプレーヤーが「プレス！」と宣言すると、その時点から残りのホールで新たな勝負がスタートします。これにより、負けを取り返すチャンスが生まれ、ゲームがさらに白熱します。

風舞ティー

プレスはナッソーをさらに面白くするスパイスだけど、熱くなりすぎないように注意が必要だよ！

プレスの具体的なやり方とタイミング

プレスを宣言できるのは、現在進行中のマッチ（前半、後半、またはトータル）で負けているプレーヤーです。

プレスが成立すると、元の賭けとは別に、プレスを宣言したホールからそのマッチが終了するまでの間で新しい勝負が行われます。例えば、前半のマッチで5ホール目にプレスがかかった場合、「1〜9ホールの勝負」と「5〜9ホールの勝負」が同時に進行することになります。これにより、逆転の可能性が広がり、最後まで気の抜けない展開が続きます。

草守ソウタ

なるほど、負けてる時に使える秘密兵器みたいな感じか！これは戦略的に使わないと！