【2025年最新】ピン型パターのおすすめ人気ランキングTOP20

後悔しない！ピン型パターの選び方

どうも、ゴルフペディア編集長の風舞ティーです。今回は、グリーン上のスコアメイクの要、ピン型パターの選び方について解説していきます。パターはスコアの約4割を占めると言われるほど重要なクラブ。自分に合った一本を見つけることが、スコアアップへの一番の近道ですよ。

ピン型パターは、ヘッドが面長で小さく、操作性に優れているのが特徴です。 初心者から上級者まで幅広く対応できるバランスの良さも魅力で、「パターの基本形」とも言われています。 ターゲットを捉えやすく、自分の感覚で距離感や方向性をコントロールしたいゴルファーに向いています。 この記事では、あなたにぴったりのピン型パターを見つけるためのポイントを、分かりやすく解説していきますね。

ネック形状｜構えやすさとミスの傾向で選ぶ

パター選びで意外と見落としがちなのが「ネック形状」。実は、ネックの形でストロークのしやすさやミスの出方が大きく変わるんです。自分に合ったネックを見つけることが、パッティング安定の鍵を握っています。

代表的なネック形状には、主に「クランクネック」や「ベントネック」、「ショートスラントネック」などがあります。 最もスタンダードなのがクランクネックで、フェースがシャフトより少し後ろに下がっている（オフセット）ため、ボールをしっかり捉えやすく、右への押し出しミスを軽減してくれます。 初心者から上級者まで、幅広いストロークタイプに対応できる万能型です。

一方、ベントネックはシャフトが湾曲してヘッドに直接つながっている形状で、マレット型パターに多く採用されます。 フェースの開閉を抑えやすく、まっすぐ引いてまっすぐ打ちたい人にぴったりです。 ショートスラントネックは、短いネックが斜めについており、操作性が高いのが特徴。 自分の感覚でフェースをコントロールしたい上級者に好まれる傾向があります。

ヘッド重量と長さ｜安定したストロークのために

パターの振りやすさを左右するのが、ヘッドの重量とクラブの長さです。この2つのバランスが、安定したストロークを生み出すために非常に重要になります。自分に合わないものを使っていると、距離感が合わなかったり、軌道がブレたりする原因にもなりかねません。

一般的に、ゆったりとした大きなストロークで振りたい人は重めのヘッド、手首のスナップを使ってタップ式に打ちたい人は軽めのヘッドが合うと言われています。 また、パターの長さは33インチ、34インチ、35インチが一般的。 自分の構えやすいアドレスに合わせて選ぶのが基本ですが、長さを変えるとクラブ全体のバランスも変わることを覚えておきましょう。

例えば、クラブを短くするとヘッドが軽く感じられるようになります。 そのため、市販のパターを短くカスタムした場合は、ヘッドに鉛を貼るなどして重量を調整する必要があります。逆に、グリップを重いものに交換すると、ヘッドが軽く感じられる「カウンターバランス」の効果が得られ、ストロークが安定することもあります。

フェース素材｜打感と転がりの良さをチェック

パッティングで最も重要とも言えるのが「打感」。ボールがフェースに当たった時の感触や音は、距離感を合わせるための大切な情報源です。この打感を大きく左右するのが、フェースに使われている素材です。

パターのフェース素材は、大きく分けて2種類。ヘッド全体が同じ金属で作られているものと、フェース面に樹脂などの異なる素材を埋め込んだ「インサート」タイプのものです。 金属フェースは、しっかりとした硬めの打感が特徴で、自分の手でボールをコントロールしている感覚を出しやすいと言われています。 一方、インサートタイプのフェースは、樹脂などの柔らかい素材が使われることが多く、ソフトな打感でボールの転がりが良いのがメリットです。

どちらが良いかは完全に個人の好みですが、一般的にはしっかりした打感を求める人は金属フェース、ソフトな打感が好きな人はインサートフェースがおすすめです。 また、同じ金属フェースでも、フェース面に刻まれた「ミーリング」と呼ばれる溝の深さやデザインによっても打感は変わります。 色々なパターを試打してみて、自分が最も心地よいと感じる打感、距離感をイメージしやすい一本を見つけましょう。

人気メーカーの特徴｜PING、オデッセイなど

ピン型パターを選ぶ上で、人気メーカーの特徴を知っておくことも大切です。それぞれに独自のテクノロジーや哲学があり、それがパターの性能に直結しています。ここでは代表的な4つのメーカーをご紹介します。

PING（ピン）
ピン型パターの元祖ともいえるメーカー。 1966年に発表された「ANSER（アンサー）」は、今なお多くのメーカーが手本にする不朽の名作です。 ミスヒットに強く、安定した転がりを生み出す設計が特徴で、初心者からプロまで幅広く愛されています。

オデッセイ（ODYSSEY）
白いインサートでお馴染みのオデッセイは、ソフトな打感と安定したボールの転がりで絶大な人気を誇ります。 独自のインサート技術や、ターゲットに合わせやすいアライメント（照準）機能など、アマチュアゴルファーを助けてくれる革新的なモデルを次々と発表しています。

スコッティ・キャメロン（Scotty Cameron）
多くのトッププロが愛用する、パター界の高級ブランド。 金属の塊から一本一本削り出して作られるヘッドは、芸術品のような美しさと、ソリッドで絶妙な打感を両立しています。 やや重めのヘッド重量で、ゆったりとしたストロークで打ちたいゴルファーに人気です。

テーラーメイド（TaylorMade）
ドライバーやアイアンで有名なメーカーですが、パターでも革新的なモデルを多く生み出しています。特に、三角形のトラスホーゼルを持つ「トラスシリーズ」は、ミスヒット時のヘッドのねじれを抑え、安定したストロークを実現すると評判です。

【1位】オデッセイ Ai-ONE #1 パター

さて、ここからはゴルフペディア編集部が厳選した、ピン型パターのおすすめ人気ランキングを発表します！栄えある第1位に輝いたのは、オデッセイの「Ai-ONE #1 パター」です。

このパターの最大の特徴は、AIが設計した「Ai-ONEインサート」を搭載していること。このインサートは、芯を外してヒットしてもボールスピードのロスを最小限に抑え、転がりのバラつきを軽減してくれます。つまり、多少のミスヒットでも、狙った距離感や方向に転がってくれるという、まさに魔法のようなテクノロジーなんです。

伝統的なブレード型のヘッド形状で構えやすく、多くのゴルファーにとって安心感のあるデザインも人気の理由。打感はソフトでありながら、しっかりとボールの芯を感じられる絶妙なフィーリングです。パッティングに悩むすべてのアマチュアゴルファーにおすすめしたい、最新テクノロジーが詰まった一本と言えるでしょう。

【2位】PING 2023 ANSER パター

ランキング第2位は、ピン型パターの原点ともいえるPINGの「2023 ANSER パター」です。半世紀以上にわたって世界中のゴルファーに愛され続ける、まさに王道中の王道モデルと言えるでしょう。

最新のANSERは、伝統的な形状はそのままに、現代のテクノロジーでさらに進化しています。ヘッドのトゥ側とヒール側にタングステンウェイトを搭載することで、ミスヒットへの寛容性がさらに向上。芯を外してもヘッドがブレにくく、安定した転がりを実現します。

打感は、ソリッドでありながらも心地よい柔らかさを感じられる絶妙な設計。シャープで構えやすい形状は、ターゲットに対してスクエアに構えるのを助けてくれます。流行に左右されない普遍的なデザインと、最新のテクノロジーが融合した、長く付き合える信頼の一本です。

【3位】スコッティ・キャメロン SUPER SELECT NEWPORT 2 パター

第3位には、多くのツアープロが愛用するスコッティ・キャメロンから「SUPER SELECT NEWPORT 2 パター」がランクイン。ゴルファーなら誰もが一度は憧れる、最高峰のパターです。

このモデルは、精密な削り出し製法によって生み出される、ソリッドで吸い付くような打感が最大の特徴。ボールの転がりや距離感をダイレクトに感じることができ、繊細なタッチを求める上級者から絶大な支持を得ています。シャープで洗練されたヘッド形状は、構えた瞬間に集中力を高めてくれるでしょう。

「SUPER SELECT」シリーズでは、新たに「I-BEAMネック」デザインを採用。見た目の美しさはもちろん、最適な重量配分と打音の向上にも貢献しています。決して安価ではありませんが、所有する喜びと確かな性能で、あなたのゴルフライフをより豊かなものにしてくれる特別な一本です。

【4位】テーラーメイド TP COLLECTION BLACK SOTO パター

第4位は、テーラーメイドの「TP COLLECTION BLACK SOTO パター」。クラシカルな形状と現代的なテクノロジーが融合した、コストパフォーマンスにも優れた一本です。

ヘッドは、オーソドックスで構えやすいブレードタイプ。最大の特徴は、フェース面に斜めの溝が刻まれた「ピュアロールインサート」です。これにより、インパクト直後からボールに順回転を与え、スムーズで安定した転がりを実現します。芝目に負けにくい、力強いボールを打ちたいゴルファーにぴったりです。

高級感のあるブラック仕上げは、太陽の光の反射を抑え、パッティングへの集中力を高めてくれます。オーソドックスな形状でクセがなく、幅広いゴルファーにマッチするモデルと言えるでしょう。確かな性能を持つパターを、比較的手に取りやすい価格で探している方におすすめです。

【5位】オデッセイ Ai-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDE パター

ランキング5位は、オデッセイからもう一本、「Ai-ONE TRI-BEAM DOUBLE WIDE パター」です。こちらはピン型ながら、少し幅広なヘッド形状が特徴のモデルです。

1位の「Ai-ONE #1」と同様に、AIが設計した最新の「Ai-ONEインサート」を搭載しており、ミスヒットへの強さは折り紙付き。それに加え、このモデルは「TRI-BEAM（トライビーム）ホーゼル」という三角形のネック構造を採用しています。これにより、インパクト時のヘッドのねじれを大幅に抑制し、安定性を極限まで高めています。

幅広なヘッドは、ピン型の操作性の良さを持ちつつ、マレット型のような安心感も与えてくれます。ターゲットに対してまっすぐ構えやすく、ストロークも安定させやすい。ピン型のシャープさが少し苦手だけど、マレット型は大きすぎると感じるゴルファーに、ぜひ試してほしい一本です。

【6位】PING 2023 ANSER 2D パター

第6位は、PINGの「2023 ANSER 2D パター」。伝統的なANSERの形状に、さらなる安定性をプラスしたモデルです。

「ANSER 2D」の「D」はディープ（Deep）を意味し、その名の通り、通常のANSERよりもヘッドの奥行きが深くなっているのが特徴。これにより重心が深くなり、慣性モーメントが向上。ストロークの安定性が増し、ミスヒットにもさらに強くなっています。

フェースには、ソフトな打感と安定した転がりを生む「PEBAX（ぺバックス）」という素材をインサートとして採用。 重厚感のある見た目ながら、打感は柔らかく、距離感を合わせやすいのも魅力です。ピン型の操作性は好きだけど、もう少し安心感が欲しいというゴルファーに最適な一本と言えるでしょう。

【7位】クリーブランド HB SOFT 2 #1 パター

第7位にランクインしたのは、クリーブランドの「HB SOFT 2 #1 パター」。高品質ながら、驚きのコストパフォーマンスを実現したモデルです。

このパターの最大の特徴は、「SOFT（スピード・オプティマイズド・フェース・テクノロジー）」。フェースの中心から外側に向かって溝の密度を変化させることで、芯を外してヒットした時でもボールスピードが落ちにくく、距離のバラつきを抑えてくれます。これは、上位モデルにも採用されているような先進技術です。

ヘッド形状は、ゴルファーが最も慣れ親しんだ伝統的なブレードタイプ。構えやすさに加えて、アライメント（照準線）もシンプルで、ターゲットに対してまっすぐ構えるのをサポートしてくれます。性能と価格のバランスが非常に高く、初心者の一本目としても、中級者が気分転換に買い足す一本としても、非常におすすめです。

【8位】オデッセイ WHITE HOT OG #1 パター

第8位は、伝説的な人気を誇るインサートを復刻させた、オデッセイの「WHITE HOT OG #1 パター」です。20年以上前に登場して以来、プロ・アマ問わず多くのゴルファーを魅了し続けています。

人気の秘密は、なんといっても「ホワイト・ホット・インサート」。ソフトでありながら、しっかりとした打感と、コツンという心地よい打音が特徴で、このフィーリングの虜になるゴルファーが後を絶ちません。ボールの転がりも良く、絶妙な距離感を出しやすいと評判です。

ヘッドはステンレスを精密に削り出した美しいフォルムで、高級感も十分。クラシカルな形状と伝説のインサートが融合した、まさに温故知新な一本です。最新のハイテクパターも良いけれど、やはり打感とフィーリングを重視したいという本格派のゴルファーに、ぜひ手に取ってほしいモデルです。

【9位】ピン PLD MILLED ANSER 2 パター

第9位は、PINGの最高級ライン「PLD MILLED ANSER 2 パター」。ツアープロの要求に応えるために、素材と製法に徹底的にこだわって作られたプレミアムな一本です。

「PLD」とは「Putting Lab Design」の略。その名の通り、PINGのパター研究室で開発されたモデルです。ヘッドは、高品質なステンレススチールの塊から100%削り出しで作られており、精密でソリッドな打感を実現しています。フェース面に深く刻まれたミーリング（溝）が、ソフトなフィーリングと安定した転がりを生み出します。

ANSER 2は、オリジナルのANSERよりも少しシャープで直線的なデザインが特徴。ターゲットに対してより構えやすく、スクエアにインパクトしやすいと人気です。ツアープロが愛用するクオリティを、ぜひ体感してみてください。

【10位】テーラーメイド TP ハイドロブラスト SOTO パター

トップ10の最後を飾るのは、テーラーメイドの「TP ハイドロブラスト SOTO パター」。美しい仕上げと確かな性能で人気のモデルです。

「ハイドロブラスト製法」とは、高圧の水を吹き付けてヘッドを仕上げる技術。これにより、光沢を抑えた高級感のあるシルバーの質感が生まれ、耐久性も向上します。クラシカルで美しい形状が、この仕上げによってさらに引き立てられています。

フェースには、4位のモデルと同じく「ピュアロールインサート」を搭載。スムーズな順回転を生み出し、安定した転がりをサポートします。オーソドックスなクランクネックのブレードタイプで、誰が使っても性能を発揮しやすい、バランスの取れた一本です。見た目の美しさと機能性を両立したいゴルファーにおすすめです。

【11位】ミズノ T-ZOID RV-105 パター

第11位は、日本の総合スポーツメーカー、ミズノの「T-ZOID RV-105 パター」。ゴルフを始めたばかりの初心者に、特におすすめしたい一本です。

このパターの魅力は、なんといってもその圧倒的なコストパフォーマンス。本格的なピン型パターでありながら、非常に手に入れやすい価格設定になっています。これからゴルフを始めるにあたって、まずは基本的なクラブを揃えたいという方にぴったりです。

もちろん、ただ安いだけではありません。ヘッド形状はオーソドックスで構えやすく、ターゲットに対してまっすぐ狙いを定めやすいデザインになっています。初心者でも扱いやすい、クセのない性能で、パッティングの基本を身につけるのに最適なモデルと言えるでしょう。

【12位】キャロウェイゴルフ ODYSSEY DFX #1 CH パター

第12位は、キャロウェイゴルフが展開するオデッセイブランドから「DFX #1 CH パター」。オデッセイ史上、最もソフトなインサートを搭載したモデルです。

「DFXインサート」は、従来のホワイト・ホット・インサートよりもさらに柔らかさを追求した素材。これにより、非常にソフトな打感と静かな打音を実現しています。インパクトの衝撃が少なく、ボールがフェースに吸い付くような感覚でストロークできるのが特徴です。

ヘッド全体がブラックで統一された精悍なデザインも魅力。ボールの白さが際立ち、集中力を高めてくれます。硬い打感が苦手な方や、とにかくソフトなフィーリングを求めるゴルファーに、ぜひ一度試してほしい一本です。

【13位】PING GLe2 PUTTER ANSER

第13位には、女性ゴルファーのために設計されたPINGの「GLe2 PUTTER ANSER」がランクイン。やさしさと性能を両立した、レディースモデルの決定版です。

このパターは、人気のANSERをベースに、女性がより扱いやすいように最適化されています。最大の特徴は、長さ調整機能が付いていること。31インチから35インチまで、付属のレンチで簡単に自分にぴったりの長さに調整可能です。身長や構え方に合わせて最適な長さに設定できるため、安定したストロークをサポートします。

フェースには、打感が柔らかく、距離感のコントロールがしやすい二重構造のインサートを採用。ヘッド重量も女性の力に合わせた設定になっており、楽に振り子のようなストロークができます。デザインも女性らしく、ゴルフがもっと楽しくなる一本です。

【14位】PING HEPPLER ANSER 2 パター

第14位は、しっかりとした打感を好むゴルファーに人気のPING「HEPPLER ANSER 2 パター」です。アルミニウムとスチールという異素材を組み合わせた、個性的な構造が特徴です。

多くのパターがソフトな打感を追求する中で、このHEPPLERシリーズはあえてソリッドで硬質な打感を追求。フェースにはインサートを入れず、精密に削り出されたアルミニウムフェースが、ダイレクトな打感と「カシャン」という心地よい打音を生み出します。

ヘッドの周辺にはスチールを配置することで、重心を最適化し、ミスヒットへの寛容性も確保しています。自分の感覚を頼りに、しっかりとボールを打ち抜いていきたいゴルファーにおすすめ。高級感のあるカッパー（銅色）とブラックのカラーリングも魅力的な一本です。

【15位】オデッセイ TRI-HOT 5K ONE パター

第15位は、オデッセイのプレミアムライン「TRI-HOT 5K ONE パター」。ブレードパターの弱点を克服するために、革新的な構造を取り入れたモデルです。

ブレードパターは一般的に、芯を外すとヘッドがねじれやすく、ミスになりやすいという弱点がありました。しかし、この「TRI-HOT 5K」は、ヘッドの前方に大量のタングステンウェイトを配置することで、浅い重心と高い慣性モーメントを両立。これにより、芯を外してもヘッドがブレにくく、マレットパターのような安定性を実現しています。

フェースには、伝説の「ホワイト・ホット・インサート」を搭載し、心地よい打感も健在。ブレードのシャープな見た目は好きだけど、ミスヒットには強くあってほしい、というゴルファーのわがままな願いを叶えてくれる、ハイテクノロジーな一本です。

【16位】PING SIGMA 2 ANSER パター

第16位は、PINGの「SIGMA 2 ANSER パター」。打感の柔らかさと、距離の安定性を両立させた人気のシリーズです。

このパターの最大の特徴は、二重構造の「PEBAXエラストマー」インサート。柔らかい外層と、しっかりした内層を組み合わせることで、ショートパットではソフトな打感を、ロングパットではしっかりとした反発を得られるように設計されています。これにより、距離感を合わせやすくなっています。

さらに、フェース面にはTR溝（True Roll溝）と呼ばれる独自の溝が搭載されており、芯を外しても転がる距離が落ちにくいのが魅力。13位のGLe2と同様に、長さ調整機能も付いているため、自分に最適なスペックで使うことができます。安定したパッティングを求める幅広いゴルファーにおすすめできるモデルです。

【17位】ベティナルディ BB1 パター

第17位は、パター専門メーカーとして名高いベティナルディの「BB1 パター」。精密な削り出し技術で知られる、こだわりのブランドです。

ベティナルディのパターは、すべてアメリカの自社工場で、一本の金属の塊から時間をかけて削り出されます。このワンピースミルド製法により、溶接部などが一切なく、極めてピュアでソリッドな打感を実現しています。フェース面に刻まれた「アグレッシブフライミル」という蜂の巣状の溝も特徴で、ボールをしっかりと捉え、安定した転がりを生み出します。

「BB1」は、伝統的で最も人気のあるブレード形状。シンプルで飽きのこないデザインと、職人技が光る最高品質のヘッドは、まさに所有する喜びを感じさせてくれる逸品です。本物志向のゴルファーにこそ、手に取ってほしいパターです。

【18位】ウィルソン スタッフモデル BL22 パター

第18位は、老舗ゴルフメーカー、ウィルソンの「スタッフモデル BL22 パター」。クラシックな雰囲気をまとった、本格派のブレードパターです。

このパターも、軟鉄の塊から100%削り出しで作られており、非常にソフトな打感が特徴です。ウィルソンが長年培ってきたクラブ作りのノウハウが、この一本に凝縮されています。フェース面には精密なミーリング加工が施され、インパクト時のボールの滑りを抑え、安定した順回転を生み出します。

シャープで構えやすいヘッド形状は、繊細なタッチを重視するゴルファーに最適。流行に左右されない、伝統的で美しいデザインも魅力です。人と違う、こだわりの一本を持ちたいというゴルファーにおすすめします。

【19位】コブラ KING Vintage Sport-45 パター

第19位にランクインしたのは、革新的なクラブ作りで知られるコブラの「KING Vintage Sport-45 パター」。クラシカルな見た目に、最新のテクノロジーを詰め込んだ一本です。

このパターの最大の特徴は、フェースインサートにあります。なんと、3Dプリンターで製造されたナイロン製の格子状インサートを採用。これにより、重量を大幅に削減し、その余剰重量をヘッドの周辺に再配分することで、高い慣性モーメント（ミスの強さ）を実現しています。

さらに、フェースにはSIK GOLFと共同開発した「DLT（ディセンディング・ロフト・テクノロジー）」を搭載。フェースの上部はロフトが大きく、下部にいくほど小さくなるように設計されており、どんな打ち方をしても安定した打ち出し角と転がりが得られるようになっています。クラシックな形状の中に、未来のテクノロジーが詰まった面白いパターです。

【20位】イーブンロール EV2 パター

ランキングの最後、第20位は「距離感のばらつきをなくす」という独自の理論で注目を集める、イーブンロールの「EV2 パター」です。

イーブンロールパターの最大の特徴は、フェース面に刻まれた「スイートフェイステクノロジー」と呼ばれる特殊なV字型の溝。この溝は、フェースのどこで打っても、ボールが同じ距離だけ転がるように設計されています。つまり、芯を外してもショートしたりオーバーしたりするミスが激減するという画期的なテクノロジーです。

「EV2」は、伝統的なブレード形状に少しモダンなテイストを加えたデザイン。構えやすさと、最新技術による安定性を両立しています。パッティングの悩みで最も多い「距離感が合わない」という問題を、クラブの力で解決してくれるかもしれない、非常にユニークで魅力的な一本です。

初心者必見！ピン型パターのよくある質問

ここでは、ピン型パターについて、特に初心者の方からよく寄せられる質問にお答えしていきます。パター選びの疑問や不安を解消して、自信を持ってグリーンに臨みましょう！

ピン型とマレット型の違いは？

ピン型とマレット型の違いは？

ピン型とマレット型の最も大きな違いは、ヘッドの形状と大きさです。 ピン型は細長くシャープな形状で、操作性が高いのが特徴。 自分の感覚でフェースをコントロールし、繊細なタッチを出したいゴルファーに向いています。 一方、マレット型は「かまぼこ型」とも呼ばれる半円形や、さらに大きなヘッド形状をしています。 ヘッドが大きくて重いため、慣性モーメントが大きく、まっすぐストロークしやすいのがメリットです。 ミスヒットにも強く、オートマチックに打ちたい初心者の方にもおすすめです。

打ち方のコツは？

打ち方のコツは？

ピン型パターは、フェースを開閉させながら、緩やかな円弧（アーク）を描くようにストロークするのが基本と言われています。 まっすぐ引いてまっすぐ出すというよりは、体の回転を使って自然な軌道で振るイメージです。手先だけで操作しようとすると、軌道がブレやすくなるので注意しましょう。肩と腕でできる三角形を崩さずに、振り子のようにストロークすることを意識するのがポイントです。また、ピン型は操作性が良い反面、インパクトで緩むとフェースが開いて右に押し出すミスが出やすいです。 最後までしっかりと振り抜くことを心がけましょう。

まとめ

今回は、ピン型パターの選び方から人気ランキングまで、詳しくご紹介してきましたが、いかがでしたか？

ピン型パターは、操作性とミスへの寛容性のバランスが取れた、非常に優れたクラブです。 ネック形状やヘッド重量、フェース素材など、選ぶべきポイントはいくつかありますが、最も大切なのは、自分が構えた時に「しっくりくる」かどうかです。フィーリングが合うパターは、自然と良いストロークを生み出し、あなたに自信を与えてくれます。

この記事を参考に、ぜひ色々なパターを試打してみてください。そして、あなたにとって最高の相棒となる一本を見つけ出し、グリーンを攻略してくださいね。あなたのゴルフライフが、より一層楽しいものになることを願っています！