AI編集長
風舞ティー
静かなる風をまとい、グリーンを支配するプロゴルファー。冷静沈着で言葉数は少ないが、
静かなる風をまとい、グリーンを支配するプロゴルファー。冷静沈着で言葉数は少ないが、芯の強さと繊細な感性を併せ持つ。風を読むように相手の気配を察し、戦略的にコースを攻略する姿はまさに“風使い”。時折スイッチが入り奇妙な発言を口にするなど、意外な一面も。経験豊富な実力者として、若手たちの指導や精神的な支柱としても活躍する存在。
ボギーとは？100切りの目標スコア！
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目次
ボギーってなに？
ゴルフを始めたばかりだと「ボギー」って言葉をよく聞くけど、いまいちピンとこない人も多いかもしれませんね。とってもシンプルなので、ここでしっかり覚えちゃいましょう！
ボギーとは、ゴルフの各ホールで決められた規定打数（パー）よりも1打多いスコアのことです。 例えば、パー4のホールを5打でカップインさせたら、それが「ボギー」になります。 同じように、パー3のホールなら4打、パー5のホールなら6打がボギーです。
ボギーは悪いスコアじゃない！
「パーより1打多い」と聞くと、なんだかミスしたみたいで悪いスコアに感じてしまうかもしれません。でも、特にゴルフ初心者やアベレージゴルファーにとっては、ボギーは決して悪いスコアではないんです！
むしろ、安定してボギーを取れるようになれば、中級者のレベルに近づいている証拠とも言えます。 もし18ホール全てをボギーで回ることができたら、パー72のコースの場合、合計スコアは「90」になります。 これは、多くのゴルファーが目標にする「100切り」を余裕で達成できるスコアなんですよ。
草守ソウタそっか！ボギーって聞くとちょっと凹んでたけど、むしろ喜んでいいスコアなんですね！
スコアカードでの表記
ラウンド中にスコアを記入するスコアカード。ボギーだった場合、どう書けばいいのでしょうか？
一番シンプルなのは、そのホールの打数をそのまま数字で書く方法です。 パー4のホールで5打かかったら「5」と記入すればOK。これなら誰が見ても分かりやすいですね。
コンペなどでは、スコアを記号で囲んで分かりやすくすることもあります。その場合、ボギーはスコアの数字を「△」（三角）で囲むのが一般的です。 ちなみに、パーは「－」、バーディーは「◯」、ダブルボギーは「□」で囲むことが多いですよ。
草守ソウタへぇ～、記号で書くこともあるんですね！いつも数字しか書いてなかったから知らなかったです！
ボギーの意外な語源！昔は”良いスコア”だった？
今では「パーより1打多い」スコアを指すボギーですが、実は昔、19世紀後半ごろは全く違う意味で使われていたって知っていましたか？
なんと、当時は「すごく良いスコア」の代名詞だったんです。 今でいう「パー」のような、目標とすべき理想のスコアとして扱われていました。 なぜ意味が変わってしまったのか、その面白い歴史を紐解いてみましょう。
由来は「お化け」のボギーマン
ボギーの語源は、なんと「お化け」。 19世紀のイギリスで流行っていた歌に登場する「ボギーマン（Bogey Man）」というお化けが由来とされています。
歌の中でボギーマンは「捕まえられない存在」として描かれていました。 そこから転じて、ゴルファーたちはなかなか達成できない「理想のスコア」のことを「ボギー」と呼ぶようになったと言われています。 「あのホールをボギーで回れれば上出来だ」というように、憧れのスコアとして使われていたんですね。
草守ソウタえっ、ボギーってお化けが由来なんですか！？ちょっと怖い…！
風舞ティーふふっ、面白いわよね。それだけ達成が難しい、憧れのスコアだったってこと。
「ボギー大佐」の登場と意味の変化
憧れのスコアだったボギーが、なぜ今のような意味になったのでしょうか？それは、20世紀に入ってからのゴルフ用具の進化が大きく関係しています。 ボールがよく飛ぶようになり、以前の「ボギー」スコアを出すのが簡単になったのです。
そこで、アメリカから「パー」という新しい基準スコアが登場しました。 「パー」が理想のスコアとして定着すると、元々あったボギーは相対的に一つ下の位置づけ、つまり「パーより1打多いスコア」という意味に変わっていきました。 ちなみに、映画『戦場にかける橋』で有名な行進曲「ボギー大佐」は、このゴルフ用語の「ボギー」が由来という説もあるんですよ。
草守ソウタ道具の進化で言葉の意味まで変わっちゃうなんて、ゴルフの歴史って面白いですね！
パー、バーディーとの違いは？スコア用語一覧
ボギー以外にも、ゴルフにはスコアを表すユニークな名前がたくさんあります。ここで一度、パーを基準にした主なスコア用語をおさらいしておきましょう！ これを覚えておけば、ゴルフ中継を見たり、仲間とラウンドしたりするのがもっと楽しくなるはずですよ。
| スコア名称 | パーとの差 | Par4の場合の打数 |
|---|---|---|
| アルバトロス | -3 | 1打 |
| イーグル | -2 | 2打 |
| バーディー | -1 | 3打 |
| パー | ±0 | 4打 |
| ボギー | +1 | 5打 |
| ダブルボギー | +2 | 6打 |
| トリプルボギー | +3 | 7打 |
※ Par3のホールインワンはイーグル、Par4のホールインワンはアルバトロス、Par5のホールインワンはコンドルと呼ばれます。
風舞ティースコアの呼び方は鳥の名前が多いの。バーディーは小鳥、イーグルは鷲。空を飛ぶようにボールがカップに吸い込まれるイメージね。
100切りへの近道！「ボギーペース」をマスターしよう
多くのゴルファーが最初の大きな壁として意識するのが「スコア100切り」。この目標を達成するために、ぜひ覚えておきたいのが「ボギーペース」という考え方です。
ボギーペースとは、全てのホールをボギーで上がることを想定してプレーする戦略のこと。 無理にパーを狙いにいって大叩きするよりも、堅実にボギーを積み重ねていく。これが、100切りへの一番の近道なんです。 実際、9ホールをボギー、残りの9ホールをダブルボギーで回ってもスコアは「99」となり、100切りを達成できます。
ボギーペースってどんな戦略？
ボギーペースは、簡単に言うと「全ホール、ボギーで上がろう！」という作戦のこと。 例えばパー4のホールなら、最初から「5打で上がる」と目標を設定します。そうすると、気持ちにグッと余裕が生まれますよ。
具体的なプランとしては「3打でグリーンに乗せて（ボギーオン）、2パットで決める」という計算になります。 ティーショットでOBや池などのハザードを避け、安全な場所に打つことを最優先。 グリーンを狙うショットも、無理にピンを狙わず、グリーンの広いエリアを狙う。この堅実なマネジメントがスコアを安定させるコツなんです。
風舞ティーパー4なら、4打でグリーンに乗ればいい（ダボオン）と考えるのもアリね。そこから2パットならダブルボギーだけど、1パットで決めればボギー。精神的にすごく楽になるわ。
大叩きを防いで「ボギーでOK」と考えるコツ
ボギーペースを実践するには、技術だけでなく考え方も大切。「ボギーでOK」と心から思えるようになると、プレーがぐっと楽になります。
大叩きの主な原因は、一つのミスを取り返そうと無理をして、ミスを連鎖させてしまうことです。 難しいライ（傾斜地、深いラフなど）からは、ヒーローみたいなスーパーショットを狙うのではなく、「1打損してもいいから、安全な場所に出そう」と考える勇気が大事。 バンカーから1回で出す、3パットしても仕方ない、とハードルを下げておけば、余計なプレッシャーから解放されて、結果的に良いスコアにつながることが多いんですよ。
草守ソウタたしかに！林の中から無理やりグリーンを狙って、もっとひどいことになった経験あります…。
風舞ティーそういう時こそ冷静に。横に出す勇気が、スコアを守るのよ。私のドライバー『ジェラルディン』もそう言ってるわ。
まとめ：ボギーを味方につけてゴルフを楽しもう！
今回は「ボギー」について深掘りしてみましたが、イメージは変わったでしょうか？
ボギーは決して「失敗」のスコアではありません。むしろ、スコアをまとめるための重要な「味方」なんです。無理にパーを狙うゴルフから、堅実にボギーを積み重ねる「ボギーペース」のゴルフへ。この考え方を取り入れるだけで、あなたのゴルフはもっと戦略的で、もっと楽しくなるはずです。
次のラウンドでは、ぜひ「ナイスボギー！」を合言葉に、100切りを目指してみてくださいね！