トリプルボギーの定義
トリプルボギーとは、ゴルフのスコアにおいて、そのホールの規定打数(パー)より3打多く要したことを指します。例えば、パー4のホールで7打でホールアウトした場合がトリプルボギーとなります。スコアカードには「+3」と記録されます。
トリプルボギーが起こるケース
パー3ホールの例
パー3のホールで6打かかった場合がトリプルボギーです。例えば、ティーショットが池に入り、ペナルティ1打追加。次の打球もグリーンに乗らず、チップショットでグリーンオン。その後2パットでホールアウトすると6打となります。
パー4ホールの例
パー4のホールで7打かかった場合です。ティーショットがOB、暫定球を打って2打目。フェアウェイから3打目、4打目でグリーンオン。その後3パットで7打となります。
パー5ホールの例
パー5のホールで8打かかった場合です。ティーショットが林に入り、脱出に2打要する。4打目でグリーンエッジに到達。その後、チップとパットで4打かかりホールアウトすると8打になります。
スコアカードの記入方法
トリプルボギーの場合、スコアカードには通常「+3」と記入します。ただし、大会によっては実際の打数を記入する場合もあります。正確な記入方法は、プレー前に確認しておくことをおすすめします。
関連するスコア用語
ボギー
ボギーは規定打数より1打多いスコアです。
ダブルボギー
ダブルボギーは規定打数より2打多いスコアです。
クアドラプルボギー
クアドラプルボギーは規定打数より4打多いスコアです。
トリプルボギーを防ぐコツ
ティーショットの重要性
OBや林に入るような大きなミスを避けることが重要です。安全なコースマネジメントを心がけましょう。
リカバリーショットの技術
トラブルに陥った際、無理をせず確実に脱出することが大切です。
パッティングの精度向上
3パット以上を避けることでトリプルボギーを防げる場合があります。
プロとアマチュアのトリプルボギー
プロの試合での事例
メジャートーナメントの最終日に、優勝争いをしていた選手がトリプルボギーを記録し、優勝を逃した例があります。一方で、1つのホールでトリプルボギーを記録しても、その後の挽回プレーで上位に食い込む選手もいます。
アマチュアゴルファーとトリプルボギー
アマチュアゴルファーにとって、トリプルボギーはそれほど珍しいスコアではありません。重要なのは、1つのホールでのミスを引きずらず、次のホールに切り替えることです。
トリプルボギーの統計
プロゴルファーがトリプルボギーを記録する確率は非常に低いです。一方、アマチュアゴルファーの場合、ハンディキャップによって大きく異なりますが、平均的には1ラウンドに数回程度のトリプルボギーが発生すると言われています。
まとめ:トリプルボギーへの向き合い方
トリプルボギーは避けたいスコアですが、ゴルフにおいては珍しいものではありません。1つのホールでの失敗を次に持ち越さず、ミスの原因を分析し次のチャンスに活かす姿勢が大切です。トリプルボギーを乗り越えることで、より強いゴルファーに成長できるでしょう。