【2025年最新】削り出しパターのおすすめ人気ランキングTOP10

そもそも削り出しパターって何？魅力と選び方をサクッと解説

こんにちは！ゴルフペディア編集長の風舞ティーです。今回は、多くのプロや上級者が愛用する「削り出しパター」について、初心者ゴルファーの草守ソウタくんと一緒に深掘りしていきます！

削り出しパターとは、その名の通り、ステンレスや軟鉄といった金属の塊（インゴット）から、コンピューター制御の機械で1本ずつ精密に削り出して作られるパターのことです。 鋳型に金属を流し込んで作る鋳造パターと違い、つなぎ目がないため、非常に高い精度と耐久性を誇ります。

最大の魅力は、なんといっても打感がダイレクトに手に伝わることです。 金属の塊から作られているため、打った時の振動がそのまま伝わり、ボールの転がりを繊細に感じ取ることができます。 このソリッドな打感と打音は、距離感を合わせる上で大きな武器になります。

また、精密に加工された美しい見た目や、プロも使うモデルを所有する満足感も大きな魅力の一つと言えるでしょう。

削り出しパターを選ぶ際は、以下のポイントをチェックしてみてください。

• 素材：打感の好みに合わせて選びます。硬めでソリッドな打感が好きならステンレス、少し柔らかさを求めるなら軟鉄がおすすめです。
• ヘッド形状：ピンタイプやマレットタイプなど、自分のストロークに合った形状を選びましょう。構えやすさが一番大切です。
• フェース面の加工（ミーリング）：フェース面に刻まれた溝のデザインによっても打感が変わります。 深いミーリングはよりソフトな打感になる傾向があります。

価格は高価なものが多いですが、長く使える「一生もの」のパターになる可能性を秘めています。 ぜひ自分に合った一本を見つけて、パッティングをさらに楽しんでくださいね。

【2025年最新】削り出しパターのおすすめ人気ランキングTOP10

さて、ここからはゴルフペディア編集部が厳選した、2025年最新の削り出しパターおすすめ人気ランキングTOP10を発表します！

王道の人気モデルから、知る人ぞ知るこだわりの逸品まで、様々なタイプのパターがランクインしました。それぞれのパターが持つ独自の魅力や特徴を詳しく解説していくので、ぜひあなたのパター選びの参考にしてくださいね。

デザイン、打感、性能、そして所有する喜び。すべてを高次元で満たしてくれる特別な一本が、この中からきっと見つかるはずです。それでは、早速ランキングを見ていきましょう！

【1位】スコッティキャメロン スーパーセレクト ニューポート2

堂々のランキング1位は、やはりこのモデル、スコッティキャメロンの「スーパーセレクト ニューポート2」です。 「世界で最も有名」と言っても過言ではないほどの王道パターで、数多くのトッププロが愛用し、輝かしい勝利を収めてきました。

その人気の秘密は、時代に合わせて進化し続ける洗練されたデザインと、プロが求める繊細なフィーリングに応える卓越した性能にあります。スーパーセレクトシリーズでは、ヘッド上部のトップラインが薄く設計されており、ターゲットに対して非常に構えやすくなっているのが特徴です。

素材には303ステンレススチールが採用され、精密な削り出し加工によって生み出されるソリッドでありながらもソフトな打感は、多くのゴルファーを虜にしています。伝統的なブレードタイプの形状は操作性に優れ、ゴルファーの感性を最大限に引き出してくれます。

まさに、すべてのゴルファーが一度は手にしたいと憧れる、パターの王様。性能、デザイン、所有感、そのすべてにおいて最高レベルを求めるなら、まず最初に候補にすべき一本と言えるでしょう。

【2位】PING PLD ミルド アンサー

ランキング2位は、パターの歴史を作ってきたPINGの最高峰ライン、「PLD ミルド アンサー」です。PLDとは「Putting Lab Design」の略で、PINGのパター研究室でプロのために開発されたモデルが元になっています。

「アンサー」形状は、今やパターのスタンダードとなった形状の元祖であり、その完成されたデザインは多くのゴルファーに安心感を与えます。このPLDミルドシリーズでは、303ステンレススチールの塊から精密に削り出されており、打感と打音を徹底的に追求しています。

ヘッドの角の丸みをなくし、よりスクエアな形状にすることで、ターゲットに対して真っ直ぐ構えやすいデザインになっているのも特徴です。 伝統的な形状の中に、最新の製造技術とツアープロからのフィードバックが詰め込まれた、まさに現代の最高傑作と言えるパターです。

歴史と革新が融合した一本は、流行に左右されない本物の性能を求めるゴルファーに最適な選択となるでしょう。

【3位】ベティナルディ Queen B QB6

3位にランクインしたのは、芸術的なデザインと卓越した性能で人気の高いベティナルディの「Queen B QB6」です。ベティナルディは、フェース面のハニカム（蜂の巣）状のミーリングがトレードマークの高級パターブランドです。

このQB6は、ワイドなフランジを持つブレードタイプのパターで、アドレス時の安定感が抜群。素材には303ステンレススチールが採用されており、ベティナルディ独自のミニハニカムフェースとの組み合わせによって、ソリッドな打感を実現しています。

性能はもちろんのこと、ロイヤルローズPVD仕上げの美しいヘッドは、ゴルフ場で他の人の注目を集めること間違いなし。デザイン性と性能の両方を高いレベルで求めるゴルファーにとって、これ以上ない選択肢の一つです。

ただのゴルフ道具としてだけでなく、工芸品のような美しさも楽しみたい。そんなゴルファーの所有感を満たしてくれる、特別な一本です。

【4位】ピレッティ コットンウッド2

4位は、ツアープロからの信頼も厚い実力派ブランド、ピレッティの「コットンウッド2」です。ピレッティのパターは、一般的なパターよりもやや重めのヘッド重量が特徴で、その重さがストロークの安定性を生み出します。

「コットンウッド2」は、クラシックなブレードタイプでありながら、ピレッティらしい重量設計により、テークバックが非常にスムーズに行え、インパクトが緩むミスを軽減してくれます。素材にはマイルドスチールなどが使われ、ディープミルド加工されたフェースは、ボールにしっかりと順回転を与え、安定した転がりを実現します。

見た目はオーソドックスながら、打ってみるとその安定感に驚くはずです。パッティングの際に、どうしても手先で操作してしまいがちなゴルファーや、もっと安定したストロークを身につけたいと考えているゴルファーに、ぜひ一度試してほしいパターです。

【5位】ミズノ M.CRAFT OMOI No.1

日本の誇る総合スポーツメーカー、ミズノから「M.CRAFT OMOI No.1」が5位にランクイン。ミズノといえば、プロからの評価も高い「軟鉄鍛造アイアン」が有名ですが、その技術と思想はパター作りにも活かされています。

このパターは、ミズノのアイアンと同じマイルドスチールS25Cという軟鉄素材を鍛造し、そこから精密に削り出して作られています。 これにより、非常に柔らかく、手に吸い付くような独特の打感を実現しています。前作よりもヘッドが重めに設定されており、ストロークの安定性が向上しているのもポイントです。

さらに、このOMOIシリーズの最大の特徴は、付属のウェイトキットによってヘッド重量を調整できること。自分のストロークやその日のグリーンの状態に合わせて、最適なバランスを見つけることができます。

日本のものづくり技術が結集した、繊細なフィーリングと高い性能を両立した一本。自分好みのセッティングを追求したいゴルファーにおすすめです。

【6位】スコッティキャメロン ファントムX 5.5

6位には、再びスコッティキャメロンから、先進的なマレットパター「ファントムX 5.5」が登場です。1位のニューポート2が伝統的なブレードタイプなのに対し、こちらは最新技術が投入されたハイテクモデルです。

精密に削り出された303ステンレススチールのボディと、軽量なアルミニウムのソールプレートを組み合わせた複合素材構造が特徴。これにより、マレットパターならではの高い慣性モーメント（ミスの強さ）を実現しつつ、優れた打感とフィードバックを両立しています。

「5.5」モデルは、小さなスラントネック（傾斜したネック）を採用しており、マレットの安定感とブレードのような操作性を兼ね備えています。直線的にストロークしたいけれど、少しはフェースの開閉も使いたい、というゴルファーに最適な設計です。

未来的なデザインと、スコッティキャメロンならではの確かな性能が融合した、新世代のマレットパターです。

【7位】PING PLD ミルド DS 72

7位は、PINGの最高峰ラインからもう一つ、「PLD ミルド DS 72」がランクイン。こちらはミッドマレット（中型のマレット）形状で、多くのツアープロが愛用している人気のモデルです。

ヘッド後方のツノのようなデザインが特徴で、これがアライメント（ターゲットに合わせる作業）を非常に容易にしてくれます。 また、ヘッドの重心が深いため、インパクトでフェースがブレにくく、安定したボールの転がりを生み出します。

素材はもちろん303ステンレススチールの削り出し。PINGがこだわり続けるソリッドな打感と打音は健在で、自分の思った通りの距離感を出しやすいのが魅力です。オートマチックに、やさしくパッティングをしたいゴルファーにとって、これほど頼りになるパターはないでしょう。

ブレードタイプは少し難しく感じるけれど、大きなマレットには抵抗がある。そんなゴルファーにぴったりの、操作性と安定性を両立したモデルです。

【8位】オデッセイ Ai-ONE MILLED TWO T

パター市場をリードするブランド、オデッセイから「Ai-ONE MILLED TWO T」が8位にランクインしました。オデッセイといえば、ソフトな打感のインサートパターが有名ですが、このモデルは最新技術を搭載したフルミルド（完全削り出し）パターです。

最大の特徴は、AI（人工知能）を駆使して設計されたフェース面にあります。フェースの裏側に複雑な凹凸を設けることで、打点が少しズレてしまっても、ボールの初速が落ちにくく、転がりが安定するようになっています。まさに、テクノロジーでミスをカバーしてくれる最先端のパターです。

ボディはステンレススチールから削り出されており、しっかりとした打感とフィードバックも得られます。伝統的なクランクネックのブレードタイプで、構えやすさも抜群です。

最新テクノロジーの恩恵を受けながら、削り出しならではのソリッドな打感も楽しみたい。そんな欲張りなゴルファーの願いを叶えてくれる一本です。

【9位】山田パター エンペラー2

9位には、日本の職人技が光る逸品、「山田パター エンペラー2」を選出しました。世界的な知名度こそ高くありませんが、その品質の高さから、国内外の熱心なゴルフファンやトッププロから絶大な支持を集めるブランドです。

山田パターは、一本一本を手作業で丁寧に仕上げることにこだわっており、その繊細な作りはまさに工芸品の域に達しています。軟鉄の塊から削り出されるヘッドは、非常に柔らかく、ボールがフェースに乗る感覚を長く感じられるのが特徴です。

「エンペラー2」は、オーソドックスなブレードタイプのモデルで、構えやすく、操作性も抜群。フェースバランス設計により、ストローク中にフェースが開閉しにくく、狙ったラインに打ち出しやすくなっています。

大量生産品にはない、作り手の魂が込められたパターを求めるゴルファーや、自分の感覚を何よりも大切にしたい上級者に、ぜひ手に取ってほしい名器です。

【10位】ベティナルディ BB1

ランキングの最後を飾るのは、3位にも登場したベティナルディの原点とも言えるモデル、「BB1」です。 創業以来、多くのゴルファーに愛され続けてきた、クラシックなブレードパターの代表格です。

BBシリーズは、ベティナルディの伝統と革新が詰まったフラッグシップモデル。このBB1も、素材には303ステンレススチールが採用され、精密な削り出しによって作られています。フェース面には「パーペチュアル・フライミル」というミーリング加工が施されており、これがレスポンスの良い打感を生み出します。

同じブレードタイプでも、3位の「Queen B QB6」が華やかで芸術的なデザインなのに対し、こちらの「BB1」はよりシンプルで機能美を追求したデザインと言えるでしょう。伝統的な形状を好むゴルファーや、純粋な打感を追求したいゴルファーに最適な一本です。

長年培われてきたベティナルディの技術と哲学が、このシンプルなヘッドの中に凝縮されています。

まとめ：最高の打感と所有感を満たす、あなただけの一本を見つけよう

今回は、2025年最新版として、おすすめの削り出しパターをランキング形式でご紹介しました。気になる一本は見つかりましたか？

削り出しパターは、金属の塊から作られることで得られるダイレクトでソリッドな打感と、精密加工による美しいデザインが最大の魅力です。 決して安い買い物ではありませんが、その分、長く愛用できる相棒となり、ゴルフをする喜びを一層深めてくれる存在になるでしょう。

今回ご紹介したモデル以外にも、素晴らしい削り出しパターはたくさんあります。大切なのは、実際に手に取って構えてみたり、試打をしてみて、自分の感覚に「しっくりくる」パターを見つけることです。

この記事が、あなたにとって最高の「一生もの」のパターと出会うきっかけになれば嬉しいです。最高の打感と所有感を満たす、あなただけの一本をぜひ見つけてくださいね！