【2025年最新】60度のウェッジのおすすめ人気ランキングTOP10

60度ウェッジってどんなクラブ？選び方のポイントも解説

グリーン周りのアプローチやバンカーショットなど、スコアメイクの鍵を握るのがウェッジです。中でもロフト角が60度のウェッジは「ロブウェッジ」とも呼ばれ、ボールを高く上げやすいのが最大の特徴。アゴの高いバンカーを越えたり、ピンがグリーンエッジのすぐ近くにあるような、ランをあまり使いたくない場面で大活躍してくれます。

一方で、ロフトが大きい分、ボールがフェースに乗りづらく、トップやダフリといったミスが出やすいデメリットもあります。飛距離が安定しにくい面もあるため、以前は上級者向けのクラブというイメージがありましたが、最近では初心者でも扱いやすいように工夫されたモデルもたくさん登場しています。

自分に合った60度ウェッジを選ぶには、いくつかのポイントがあります。特に重要なのが、ソールの出っ張り具合を示す「バウンス角」と、その形状である「ソール形状」です。

バウンス角が大きい「ハイバウンス（12度以上）」は、地面にヘッドが刺さりにくくダフリのミスに強いのが特徴で、特にバンカーショットが苦手な人におすすめです。逆にバウンス角が小さい「ローバウンス（8度以下）」は、フェースを開いて色々な球筋を打ち分けたい上級者向けです。初心者の方は、まずミスに強いハイバウンスや、ソール幅が広いモデルから試してみるのがおすすめです。

【1位】TITLEIST（タイトリスト） ボーケイ・デザイン SM10

ウェッジの王道ブランドとして、プロからアマチュアまで絶大な人気を誇るのが、タイトリストの「ボーケイ・デザイン」。その最新モデルがSM10です。多くのPGAツアープレーヤーに選ばれており、その性能は折り紙付き。SM10は、進化した重心設計によって、より理想的な弾道と安定した飛距離コントロールを実現しています。

特に注目すべきは、多彩なソール形状（グラインド）のラインナップです。ゴルファーのスイングタイプやよくプレーするコースのコンディションに合わせて、最適な一本を選べるのが最大の魅力。60度のロフト角でも複数のグラインドが用意されているため、自分のプレースタイルに完璧にマッチしたウェッジを見つけられます。スピン性能も非常に高く、グリーンでボールをピタッと止めたいゴルファーの期待に応えてくれます。

【2位】Cleveland（クリーブランド） RTX 6 ZIPCORE

クリーブランドのRTXシリーズは、スピン性能の高さで定評のあるシリーズです。その中でも「RTX 6 ZIPCORE」は、独自の「ZIPCORE」テクノロジーを搭載しているのが特徴。ネック内部に軽量セラミック素材を配置することで余剰重量を生み出し、それをヘッドの最適な位置に再配分。これにより、打点のばらつきに強くなり、安定したスピン量と飛距離性能を発揮してくれるんです。

フェース面には、鋭い溝「ULTIZIP GROOVES」と、溝の間に施されたマイクログルーブ「HYDRAZIP」が強烈なスピンを生み出します。特にラフやウェットなコンディションでもスピン性能が落ちにくいのが強みです。60度のウェッジで、どんな状況からでも安定してスピンをかけたいゴルファーにぴったりの一本です。

【3位】TaylorMade（テーラーメイド） ミルドグラインド4

テーラーメイドの「ミルドグラインド4」は、精密な機械加工によって作られるソール形状が特徴のウェッジです。一本一本の製品誤差が極めて少なく、常に安定した性能を発揮してくれるのが魅力。フェース面には、スコアラインの間に細かい凹凸を施した「スピン・トレッド・テクノロジー」を採用。これにより、インパクト時にフェースとボールの間の水分を排出し、ウェットなコンディションでも高いスピン性能を維持します。

また、前作から重心位置を最適化し、よりソフトな打感と操作性の向上を実現しています。60度のロフト角では、スタンダードバウンスやローバウンスなど、複数のソールオプションから選ぶことが可能。自分のスイングや求める弾道に合わせて、最適なモデルを選択できるのも嬉しいポイントです。

【4位】Callaway（キャロウェイ） JAWS RAW

キャロウェイの「JAWS RAW」ウェッジは、その名の通り「RAW（ノーメッキ）」のフェースが最大の特徴。メッキを施さないことで、溝のエッジがより鋭角になり、強烈なスピン性能を実現しています。使い込むほどにフェース面が錆びてきますが、これがさらにスピン性能を高める効果も期待できるんです。

溝の設計にもこだわっていて、37Vグルーブという鋭角な溝がボールにしっかり食いつきます。また、タングステン・テクノロジーを搭載することで、ウェッジでありながら重心位置を最適化し、安定した弾道をもたらします。多彩なソールグラインドが用意されており、60度でも自分のスイングタイプに合った一本を見つけやすいでしょう。とにかくスピンにこだわりたいゴルファーにおすすめのモデルです。

【5位】FOURTEEN（フォーティーン） RM-α

日本のゴルフクラブメーカー、フォーティーンの「RM-α」は、アマチュアゴルファーのスコアメイクをサポートするために開発された、やさしさが特徴のウェッジ。独自の「Hソール」は、バンカーでは砂に潜りにくく、アプローチではダフリのミスを軽減してくれるオートマチックな性能を持っています。

ヘッド素材には軟鉄鍛造を採用し、心地よい打感を実現しています。また、番手ごとにソール幅やバウンス角を最適化する「番手別ソール設計」により、特に60度のようなハイロフトのウェッジでも扱いやすくなっているのがポイントです。難しいテクニックを使わなくても、クラブが仕事をしてくれる感覚でアプローチできるため、アプローチが苦手なゴルファーや初心者にとって、心強い味方となる一本です。

【6位】PING（ピン） s159

PINGの「s159」ウェッジは、ツアープロのフィードバックを基に開発され、あらゆるライや状況に対応できる豊富なグラインド（ソール形状）が魅力。60度のロフト角においても、複数のグラインドから選択可能で、自分のスイングやプレースタイルに最適な一本を見つけることができます。

ヘッドは8620カーボンスチール鋳造で、ソフトな打感を実現しています。フェースには摩擦力を高める加工が施されており、安定したスピン性能を発揮します。また、PING独自のフィッティングシステムを活用することで、自分にぴったりのライ角やシャフトを選べるのも大きなメリットです。ミスに寛容でありながら、操作性も兼ね備えたバランスの取れたウェッジです。

【7位】kasco（キャスコ） ドルフィンウェッジ DW-118

「バンカーから楽に脱出できるウェッジ」として、アマチュアゴルファーから絶大な支持を得ているのが、キャスコの「ドルフィンウェッジ」。その秘密は、イルカのヒレ（ドルフィン）のような独特のソール形状「ドルフィンソール」にあります。このソールが砂に潜るのを防ぎ、刺さるのではなく滑るように動くため、特別な技術がなくても簡単にバンカーショットが打てるようになります。

そのやさしさはアプローチでも健在で、ダフリのミスを大幅に軽減してくれます。フェースを開かずに、ただスクエアに構えて打つだけで、ボールを上げて寄せることができるオートマチックな性能が魅力。60度のウェッジを使ってみたいけれど、難しそうだと感じているゴルファーに、ぜひ一度試してほしい一本です。

【8位】BRIDGESTONE（ブリヂストン） BRM2

ブリヂストンの「BRM2」ウェッジは、独自の「グラビティコントロールデザイン」が特徴。バックフェースの肉厚を番手ごとに最適化することで重心をコントロールし、スピン性能と安定性を向上させています。特にハイロフトになるほどトゥ側の肉厚を厚くすることで、インパクト時のヘッドのブレを抑制し、安定したアプローチを可能にしています。

フェース面には、溝と溝の間に7本のミーリング（彫刻）を施した「バイトラックスミーリング」を採用。これにより、ボールへの食いつきが向上し、あらゆる状況で高いスピン性能を発揮してくれます。打感の良さにも定評があり、ソフトなフィーリングを好むゴルファーにもおすすめです。日本のゴルフを知り尽くしたブリヂストンならではの、丁寧な作り込みが光るウェッジです。

【9位】PRGR（プロギア） 0 ウェッジ

プロギアの「0（ゼロ）ウェッジ」は、ゴルファーの感性を刺激するシャープな形状と、やさしさを両立させたモデル。軟鉄鍛造ならではの柔らかい打感と、操作性の高いヘッド形状が特徴で、ボールを自在に操りたい中〜上級者から特に支持されているウェッジです。

ソールは、リーディングエッジ側を削り、トレーリングエッジ側にも削りを入れた「プロファイルソール」を採用。これにより、さまざまなライコンディションでソールの抜けの良さを発揮してくれます。60度のロフト角でも、フェースを開いたり閉じたりといった操作がしやすく、多彩なアプローチショットを打ち分けることが可能です。スピン性能も高く、イメージ通りの場所へボールを運んで止めたい、そんな要求に応えてくれるウェッジです。

【10位】MIZUNO（ミズノ） T24 ウェッジ

ミズノのクラブといえば、特許技術である「グレインフローフォージド製法」によって生み出される、吸い付くような打感が最大の特徴。「T24 ウェッジ」もその製法で作られており、軟鉄鍛造ならではの心地よいフィーリングを存分に味わえます。打感にこだわるゴルファーにとっては、たまらない一本です。

ヘッド形状は、プロのフィードバックを反映したティアドロップ形状で、操作性に優れています。また、ウェットな状況でも高いスピン性能を維持する「クワッドカットプラスグルーブ」という溝設計も特徴です。ソール形状も複数のタイプから選べるため、自分のスイングに合ったモデルを選択できます。伝統的な美しさと、最新の技術が融合した、完成度の高いウェッジです。

まとめ：お気に入りの60度ウェッジでスコアアップを目指そう

今回は、2025年最新版として60度ウェッジの人気おすすめランキングをご紹介しました。ボールを高く上げてピタッと止められる60度ウェッジは、グリーン周りの攻めの選択肢を格段に広げてくれるクラブ。かつては難しいクラブの代名詞でしたが、今では各メーカーから、ミスに強くオートマチックに打てるやさしいモデルがたくさん登場しています。

今回紹介したランキングを参考に、ご自身のレベルやスイングタイプ、そして解決したい課題に合わせて、最適な一本を見つけてみてください。信頼できる60度ウェッジがキャディバッグに入っているだけで、これまで苦手だった状況でも、自信を持ってピンを狙えるようになるはずです。お気に入りの相棒を手に入れて、さらなるスコアアップを目指しましょう！