【2025年最新】ロブウェッジのおすすめ人気ランキングTOP10

ロブウェッジとは？選び方から打ち方までまるっと解説！

グリーン周りのアプローチ、特に「ボールを高く上げて、ピンの根元にピタッと止めたい！」そんな場面で大活躍するのがロブウェッジです。ロフト角が60度前後とウェッジの中でも最もフェースが上を向いているクラブで、ボールを高くフワリと上げる「ロブショット」を打つのに適しています。

バンカー越えでピンがすぐ近くだったり、硬いグリーンでランを出したくなかったりするシチュエーションでは、まさに魔法の一本になってくれます。 以前は上級者向けの難しいクラブというイメージがありましたが、最近はやさしく扱えるモデルも増えており、多くのアマチュアゴルファーにとってスコアメイクの強力な武器になっています。

自分に合う一本を見つけよう！ロブウェッジの選び方

ロブウェッジを選ぶときは、以下のポイントをチェックしてみましょう。

• ロフト角：60度が一般的ですが、58度や62度、64度といったモデルもあります。 自分のサンドウェッジ（SW）とのロフト角の差が4〜6度になるように選ぶと、距離の打ち分けがしやすくなります。
• バウンス角：地面とソール（クラブの底）が作る角度のこと。バウンス角が大きい（ハイバウンス）と、地面にクラブが刺さりにくくなるため、ダフリのミスが多い初心者の方におすすめです。 逆に小さい（ローバウンス）と、フェースを開いて色々なショットを打ちたい上級者に向いています。
• ソール形状：クラブの抜けの良さや操作性に影響します。幅が広いソールはミスに寛容でやさしく、狭いソールはテクニックを使いやすい傾向があります。
• シャフト：普段使っているアイアンセットのシャフトより、少しだけ重いものを選ぶと、手先で打ちにいってしまうミスが減り、スイングが安定しやすくなります。

これでフワリ！ロブウェッジの基本的な打ち方

ロブショットを成功させるには、いくつかコツがあります。

1. フェースを開く：ボールを高く上げるために、アドレスの時点でフェースの面が空を向くように開きます。
2. オープンスタンスで構える：ターゲットに対して、少し左を向いてスタンスを取ります。
3. ボールは真ん中〜やや左足寄り：ボールの位置はスタンスの中央か、それより少し左に置くと、ボールを拾いやすくなります。
4. 体の回転でスイング：手だけで上げようとせず、体重移動は控えめに、体の回転を意識して振りましょう。 開いたフェースの向きを変えないようにスイングするのがポイントです。

最初は難しく感じるかもしれませんが、練習すればアプローチの幅がぐっと広がりますよ！

【1位】タイトリスト ボーケイデザイン SM10

ウェッジの王道といえば、やはりタイトリストのボーケイデザインシリーズ。その10代目となる「SM10」は、世界中のツアープロから絶大な信頼を得ているモデルです。 アマチュアゴルファーにとっても、スコアメイクの頼れる相棒になってくれること間違いなしです。

SM10の最大の特徴は、あらゆる状況で安定したスピンと弾道コントロール性能を発揮してくれること。 それを可能にしているのが、ロフトごとに重心位置を最適化した「プログレッシブCG設計」です。 ロブウェッジにあたる58度〜62度のモデルでは、重心を高く、そしてフェースの近くに設定することで、インパクトでフェースがブレにくく、低く抑えた狙い通りの弾道でピンをデッドに狙えます。

また、精密に加工された溝「TX9グルーブ」と特殊な熱処理によって、強烈なスピン性能とその持続性を実現。 打感も非常にソリッドで心地よく、ボールがフェースに乗る感覚をしっかりと味わえます。 豊富なロフトと6種類のソール形状（グラインド）から、自分のスイングやよくプレーするコースの状況に合わせて最適な一本を選べるのも、ボーケイウェッジが支持され続ける理由の一つです。

【2位】キャロウェイ JAWS RAW

その名の通り「生」の溝がボールに喰らいつくような強烈なスピン性能で人気なのが、キャロウェイの「JAWS RAW」ウェッジです。最大の特徴は、フェース面にメッキ加工を施さないノーメッキ（ノンメッキ）仕上げ。 これにより、溝のエッジがよりシャープになり、ボールへの食いつきが格段にアップ。特にラフやウェットなライからでも、安定して高いスピン性能を発揮してくれます。

スピン性能を高める秘密はそれだけではありません。鋭いエッジを持つ「37Vグルーブ」や、溝の間に斜めに配置された「マイクロフィーチャー」も、ボールをしっかりキャッチしてくれます。 実際に打ってみると、出球が低く抑えられ、ボールがフェースに長く乗っているような感覚を味わえるはずです。

さらに、54度以上のロフトでは、ヘッドのトウ側にタングステンを内蔵。 これによって重心位置が最適化され、ロブショットのようにフェースを開いて打つ場面でもヘッドがブレにくく、安定したショットが可能になります。 ツアープロの意見を取り入れたストレートなリーディングエッジも、ターゲットに対してスクエアに構えやすいと好評です。

【3位】クリーブランド RTX 6 ZIPCORE

松山英樹プロをはじめ、国内外のトッププロが愛用するクリーブランドのウェッジ。その最新モデル「RTX 6 ZIPCORE」は、どんな状況からでも安定したスピン性能を発揮することを追求して開発されました。 特に雨の日や深いラフといった、スピンがかかりにくい悪条件下での強さが魅力です。

その秘密は、3つのコアテクノロジーにあります。まず、新技術の「HydraZip（ハイドラジップ）」フェース。 ロフトごとに異なるフェースの表面処理を施すことで、芝や水分がボールとフェースの間に入り込んでも、高い摩擦力をキープしスピンの減少を抑えます。 次に、深く狭い溝を精密に配置した「ULTIZIP（アルチジップ）」が、強烈なスピンを生み出します。

そして、シリーズの核となる「ZIPCORE（ジップコア）」テクノロジーも進化。 ネック内部のセラミックピンを大型化し、そこで生まれた余剰重量をヘッドの最適な位置に再配分。 これにより、打点が多少ズレてもヘッドがブレにくく、飛距離と方向性が驚くほど安定します。 ソール形状も複数用意されており、フェースを開いて使いたい人向けの「LOW」グラインドなら、ロブショットもやさしく打てますよ。

【4位】フォーティーン RM-α

「プロモデルのウェッジはカッコいいけど、ちょっと難しそう…」と感じているアマチュアゴルファーにこそ試してほしいのが、フォーティーンの「RM-α」です。このウェッジは、シングルハンデを目指すアマチュアのために、プロモデルの操作性とアベレージ向けのやさしさを融合させた「セミオートマチック」な一本です。

最大の魅力は、アプローチの大きなミスである「ザックリ」や「ダフリ」に滅法強いこと。 その秘密は、抜けの良さと寛容性を両立した「Mソール」にあります。 ソールのリーディングエッジ側が地面に刺さるのを防ぎつつ、適度に滑ってくれるので、多少手前からヘッドが入っても大きなミスになりません。 これなら、プレッシャーのかかる場面でも安心して振り抜けますね。

さらに、バックフェースの設計にもやさしさの工夫が満載です。上部を厚くした「新・逆テーパーブレード設計」と、トウ側を厚くした「D-ステップブレード設計」により、上下左右の打点ブレに強くなっています。 つまり、芯を外してもスピン量や飛距離が落ちにくく、安定した結果を得やすいのです。 やさしいだけでなく、軟鉄鍛造の柔らかい打感とトップレベルのスピン性能も備えている、まさにアマチュアの理想を形にしたウェッジです。

【5位】ピン s159

PGAツアー年間王者に輝いたビクトル・ホブラン選手のフィードバックも生かされて開発された、ピンの最新ウェッジ「s159」。ツアーレベルの性能と、ピンならではのミスへの強さ（寛容性）を両立しているのが特徴です。

このウェッジの最大の強みは、ゴルファー一人ひとりに最適な一本を提供するための、豊富なバリエーションにあります。ソール形状（グラインド）は、新しく追加された2種類を含む全6種類を展開。バンカーから驚くほど簡単に出せる伝統の「Eグラインド」から、フェースを開いて多彩なショットを打ちたい上級者向けの「Tグラインド」、最もやさしくダフりに強い「Wグラインド」まで、自分のスイングタイプやプレースタイルに合わせて細かく選ぶことができます。

スピン性能も抜かりありません。54度以上のロフトでは、前作より溝の本数を3本増やした「新溝マイクロマックス・グルーヴ」を搭載。さらに、雨などで濡れた状態でもスピン量の低下を防ぐ「ハイドロパールクローム仕上げ」により、どんなコンディションでも安定してボールを止められます。バックフェースにはピン独自の「CTP」を搭載し、内部のエラストマーが余計な振動を吸収することで、ミスヒットに強く、心地よい打感を実現しています。

【6位】テーラーメイド ミルドグラインド4

世界のトッププロが実戦投入する「ミルドグラインド4（MG4）」ウェッジ。その性能は折り紙付きで、特に雨やラフなどの悪条件下でも安定して高いスピン性能を発揮する点が魅力です。

その秘密は、フェース面に施された「HYDRO SPIN FACE（ハイドロスピンフェース）」にあります。 新たなレーザー加工技術によって、溝と溝の間に非常に細かく深いミーリングを施すことに成功。 これがインパクト時にボールとフェースの間にある水分や芝を効率的に排出し、フライヤーを防ぎ、安定したスピン量を実現します。

もちろん、シリーズの代名詞である「RAWフェーステクノロジー」も健在。 フェース面をノーメッキにすることで、削り出したままのシャープな溝がボールにしっかりと食いつき、強烈なスピンとソフトな打感を生み出します。 コンピュータ制御で精密に削り出された「ミルドグラインドソール」は、どのウェッジも設計通りの性能を発揮し、抜群の抜けの良さを提供してくれます。 ツアープロの意見を反映して少し丸みを帯びたヘッド形状は、ボールを包み込むようなイメージで構えやすく、アプローチのインスピレーションを掻き立ててくれますよ。

【7位】ブリヂストン B-Limited BRM2 フルミルド

「とにかく最高の性能を追求したい」「他の人とは違う、特別な一本が欲しい」そんなこだわり派のゴルファーに贈るのが、ブリヂストンの最高峰モデル「B-Limited BRM2 フルミルドウェッジ」です。このウェッジは、F1のエンジン開発なども手掛ける「無限（M-TEC）」との共同開発によって生み出された、まさに究極の一本です。

最大の特徴は、ヘッド全体を精密機械加工で削り出す「フルミルド製法」。 これにより、設計図通りの形状をミクロンレベルの精度で再現し、ツアープロが求める繊細なフィーリングと性能を実現しています。 フェース面には、このウェッジのために開発された「ブレッドナイフミーリング」を採用。 パン切り包丁の刃のような独特な波型のミーリングが、ボールへの食いつきを最大化し、異次元のスピン性能とボールがフェースに乗る感覚を生み出します。

このウェッジは、限られた店舗でのみフィッティングを受けてオーダーできるカスタムメイド専用モデルで、非常にスペシャルな存在です。 価格も他のウェッジとは一線を画しますが、それに見合うだけの所有感と、唯一無二の性能を手にすることができます。

【8位】キャスコ ドルフィンウェッジ DW-123

「バンカーが苦手で、グリーン周りに来るといつも憂鬱…」そんなアマチュアゴルファーの悩みを一発で解決してくれるのが、キャスコの「ドルフィンウェッジ」シリーズです。最新モデルの「DW-123」は、バンカーからの脱出をとことんやさしくすることを追求して開発されました。

その秘密は、イルカのヒレのような独特の形状をした「クアッドソールX」にあります。 このソールが砂に潜りすぎず、かといって弾かれすぎず、絶妙に砂の中を滑ってくれるのです。 その結果、なんとバンカー脱出率91%という驚異的なデータを記録。 難しいことは考えず、フェースを開かずにピン方向を向いて普通にスイングするだけで、ボールがポーンと出てくれます。

もちろん、バンカーだけでなく通常のアプローチでもそのやさしさは健在。ソールが滑ってくれるので、ダフリやザックリといったミスを大幅に減らしてくれます。 抜けの良いソールのおかげで、どんなライからでも安心してアプローチできますよ。アプローチに苦手意識を持っているゴルファーにとって、まさに救世主のような一本です。

【9位】プロギア 0 ウェッジ

プロギアの「0（ゼロ）ウェッジ」は、やさしさと操作性のバランスが絶妙で、幅広いレベルのゴルファーにマッチするモデルです。ゴルファーのタイプに合わせて、やさしさ重視の「0 WEDGE」と、操作性重視の「0 TOUR WEDGE」の2種類から選べるのも嬉しいポイントです。

やさしさ重視の「0 WEDGE」は、「イージー・ワイドVソール」が特徴。 ソールの中央部分が広くなっていてダフリのミスに強く、それでいてトウとヒール側は削られているため、抜けの良さも抜群です。 まさにオートマチックに寄せられるやさしさと、状況に応じて少しフェースを開きたいといった要望にも応えてくれる操作性を兼ね備えています。

一方、アスリート向けの「0 TOUR WEDGE」は、雨やラフからでも安定したスピン性能を発揮する「縦マイクロミーリング」をフェースに採用。 さらに、ロフトごとにソールの削り方を変えることで、フルショットでは抜けの良さを、アプローチではフェースを開いたときの操作性を高めるなど、よりテクニックを活かしたいゴルファーの要求に応える設計になっています。 どちらのモデルも軟鉄鍛造ならではの柔らかい打感が魅力で、ミスへの寛容性も高いと評判です。

【10位】ミズノ T24

「打感のミズノ」として名高いミズノが作るウェッジは、やはりそのフィーリングが格別です。「T24」ウェッジは、ボールがフェースに吸い付くような、非常に心地よい打感を実現しています。

その秘密は、ミズノ独自の「グレインフローフォージドHD」製法と、打感をより柔らかくすると言われる「銅下メッキ」にあります。もちろん、スピン性能もツアーレベルです。

ソール形状も複数ラインナップされており、自分のスイングや打ちたい球筋に合わせて選ぶことが可能。 特に58度と60度に新しく設定された「Vタイプ」は、フェースを開いてもしっかりとソールが機能し、繊細なタッチを出しやすいと好評です。 美しい形状と最高の打感、そして高いスピン性能を求めるゴルファーにおすすめの一本です。

ロブウェッジのおすすめ人気ランキングまとめ

今回は、2025年最新のロブウェッジおすすめ人気ランキングTOP10をご紹介しました。気になる一本は見つかりましたか？

ロブウェッジは、グリーン周りの難しい状況を打開し、スコアメイクを助けてくれる強力な武器です。一昔前は上級者向けのクラブというイメージでしたが、今回ご紹介したように、現在では様々なメーカーからアマチュアゴルファーでもやさしく扱えるモデルがたくさん登場しています。

ランキングを参考に、ぜひご自身のプレースタイルや解決したい課題に合ったロブウェッジを見つけてください。最高の一本をキャディバッグに加えれば、アプローチがもっと楽しく、もっと得意になるはずですよ！

順位	モデル名	特徴
1位	タイトリスト ボーケイデザイン SM10	プロ使用率No.1。安定性・スピン・打感すべてがハイレベル。
2位	キャロウェイ JAWS RAW	ノーメッキフェースによる強烈なスピン性能。
3位	クリーブランド RTX 6 ZIPCORE	悪条件下でもスピンが安定。ミスヒットにも強い。
4位	フォーティーン RM-α	アマチュア向け設計。ザックリ・ダフリに悩む人に。
5位	ピン s159	6種類の豊富なソール形状から選べる。ミスへの寛容性も◎。
6位	テーラーメイド ミルドグラインド4	精密加工ソールとウェットに強いフェースで高性能。
7位	ブリヂストン B-Limited BRM2 フルミルド	「無限」と共同開発した究極のフルミルドウェッジ。
8位	キャスコ ドルフィンウェッジ DW-123	バンカー脱出が驚くほど簡単に。アプローチの救世主。
9位	プロギア 0 ウェッジ	やさしさと操作性のバランスが良く、2モデルから選べる。
10位	ミズノ T24	ミズノならではの極上の打感と高いスピンコントロール性能。